本日もたくさんの古書、古本を買取させていただき誠にありがとうございます。
古本出張買取屋スタッフの吉田です。
今回は、1月から月9でドラマが放送中、
東村アキコのラブコメ漫画『海月姫(くらげひめ)』をご紹介します。
2010年にアニメ化・2014年に実写映画化がされている『海月姫』ですが、
今度は実写ドラマ化、しかも月9とは・・・。
2017年に『東京タラレバ娘』がドラマ化されたばかりなのに、
こんなにも早く他作品、しかも大好きな『海月姫』のドラマ化!
東村アキコファンの私にとっては、とても嬉しいニュースでした。
主人公は、イラストレーターになる事を夢見て上京した、
倉下月海(つきみ)18歳です。
彼女が住んでいるのは、男子禁制のアパート、天水館(あまみずかん)。
ここには、クラゲオタクの月海をはじめ、
着物オタクに鉄道オタク、三国志オタクなど、
「男を必要としない人生」を掲げる、ニートのオタク女子達(通称『尼~ず』)が住んでいます。
家ではジャージやスウェット姿など楽で地味な格好ばかり、
ファッションなど全く興味がなく、オシャレな人達を見ると石化してしまう尼~ず。
そんな彼女達が、土地の再開発による天水館取り壊しの危機を救うため、
クラゲが縁で知り合ったオシャレ大好き女装男子、蔵之介のプロデュースで、
『ファッションブランドを立ち上げる』事になるというストーリー。
映画版は、クラゲオタクの月海を のん(能年玲奈)が、
女装男子の蔵之介を菅田将暉が演じています。
その他のキャストも「原作に忠実」と好評だった分、
ドラマのキャストが心配でしたが、
月海役の芳根京子、蔵之介役の瀬戸康史、
脇を固める尼~ずも、元SKE48の松井玲奈やモデルの内田理央など、豪華な顔ぶれ。
ただ、上に挙げた尼~ず2人は原作通り、顔が髪の毛に隠れてしまって
誰だかわからない状態。(笑)
パンチの効いたオタクの役なのに、皆の演技が振り切っているので
ドラマも違和感なく見る事が出来ました。
原作では、蔵之介の兄(30歳・女性と交際経験がない真面目で堅物な議員秘書)が
登場し、物語に大きく関わってくるのですが、
ドラマでは、兄ではなく弟という設定になっているので、
それがストーリーにどう影響するのかも楽しみのひとつ。
ドラマを見た後、「原作の1話を読み返したいな」と、
軽い気持ちで1巻を引っ張り出したのですが、読みだしたらどうにも止められず・・・
コミックス全17巻を読破する勢いです。(笑)
オシャレとは無縁の生活をしてきた尼~ずに、
ファッションブランドの運営なんて出来るのか!?
オタク女子達の奮闘を描いた『海月姫』、原作もドラマも要チェックです!
名古屋古書籍商業協同組合