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古本出張買取屋スタッフブログ

「そこに行けば、どんな漫画でも見つかる」漫画が大好きで仕方がない「漫画バカ」達に愛されている金魚屋という漫画専門の古書店 『金魚屋古書店』をご紹介 『金魚屋古書店出納帳』上下巻と『金魚屋古書店』16巻まで発売中 芳崎せいむ 小学館の漫画雑誌『月刊IKKI』 少年画報社の漫画雑誌 古本出張買取屋スタッフ日記

2015年12月12日  12時20分
本日もたくさんの古書、古本を買取させていただき誠にありがとうございます。
古本出張買取屋スタッフの吉田です。
 
私事ですが、今年1番ショックだった事は、
10年以上通ってきた本屋がなくなってしまった事です。
大きなお店の中に入っている有名書店だったので、まさか撤退するとは思わず・・・。
コンビニでもネットでも買えるけど、そういう問題じゃないんだ!と
声を大にして言いたい!
古本屋さんも魅力的、でもたまに大型新刊書店に行くと、何というか空気が違いますね。
出たばかりの面白そうな本がたくさんあって、ウズウズしてしまいます。
本屋難民にとって、久々の新刊書店というのは恐ろしいもので、
普段手に取らない、単行本の新刊をたくさん抱えてレジへ向かいそうになるので要注意。
でも、今日は古本屋さんについてのお話です。(笑)
 
今回は、私が好き過ぎて人にオススメする事を避けてきた漫画、
『金魚屋古書店』をご紹介します。
この作品は、金魚屋という漫画専門の古本屋さんと、
お店に関わる、漫画を愛する人達のお話。
現在、前身となる『金魚屋古書店出納帳』上下巻と
『金魚屋古書店』16巻まで発売されています。
 

「そこに行けば、どんな漫画でも見つかる」
漫画が大好きで仕方がない「漫画バカ」達に愛されている
金魚屋という漫画専門の古書店。
木造のこぢんまりとした店舗にはたくさんの漫画があり、
店の地下には、漫画倉庫のダンジョンと言われる、どこまでも続く漫画の棚・棚・棚。
その果てを見た者がいない、と言われる程続いた棚は、
地下で漫画を探す人が、懐中電灯・方位磁石・非常食にテントまで
持っていかなければならない程長いのです。
 
この作品を語る際に欠かせない人物が、
金魚屋に居候しており、かつて伝説の書店員と呼ばれた男、斯波尚顕(しばなおあき)。
内容を聞いただけで作品のタイトルや掲載された雑誌名、
発行年までわかるという知識の多さ、
古い少女漫画・少年漫画から最新の人気作までジャンルを問わず読むという、
とにかく漫画が好き過ぎる漫画バカです。
その斯波さんの周りに集まる人達も、彼に負けず劣らず漫画バカ。
時に、漫画がつなぐ恋や年齢を超えた友情もあり、
漫画の持つ力のすごさを感じる素敵な作品です。
 
『金魚屋古書店』の1番の魅力は、出てくる漫画作品がすべて実在の物だという事。
サイボーグ009、ゴルゴ13、タッチ、もーれつア太郎、ビリーパック、アドルフに告ぐ、
じゃりン子チエ、小さな恋のものがたり、洗礼、セーラームーン、デビルマン、
気分はもう戦争、らんま1/2、絶対安全剃刀、あしたのジョー、クライングフリーマン、
魁!!男塾、鉄拳チンミ、まぼろし探偵、ドラえもん、闇のパープル・アイ、
漫画版のムーミンや海外の作品など、そのジャンルは様々!
                                                                                                    
手塚治虫、藤子不二雄、赤塚不二夫、石ノ森章太郎、水木しげる、楳図かずお他
大御所の作品や幻の作品、メジャーな作品からマニアックな作品まで幅広く扱っています。
どのストーリーも登場人物たちの漫画愛にあふれていて、
自分の好きな作品が出てくるととても嬉しいですし、
この漫画を読んで好きになった作品もたくさんあります。
 
『金魚屋古書店』でなかでも好きなのが、
『金魚屋古書店出納帳』下巻の「漫画の神様」という話。
漫画好きが高じて家族を捨てた父親のせいで、漫画嫌いになった女の子が出てきます。
彼女が、手塚治虫記念館や水木しげる記念館に行く事になるんですが、
手塚治虫記念館で、手塚治虫の描いた漫画の多さに衝撃を受ける、
という場面が本当に好きで、いつもここを読むと泣いてしまうんですよね。
この話では、建物内部の様子などが細かい所まで描かれていて、
読んでいると行きたくなってしまいます。
手塚治虫記念館は何度も行っているのですが、
水木しげる記念館は、行きたいと思いながら1度も行けていません。
鳥取は遠い・・・。でもいつか絶対に行きたい場所です。
水木しげるの「91歳で新連載」というすごい記録は、
この先塗り替えられる事はないんじゃないかと思います。
100歳まで元気に描き続けるだろうと思っていただけに、亡くなった事は非常に残念です。
 
私の好きな作家で、妖怪研究家でもある京極夏彦は、
家に「水木庵」という水木しげる作品やコレクションが収められた部屋があり、
水木しげると共著を出すなど、関わりが深い人です。
この京極夏彦は、百鬼夜行シリーズなど妖怪にまつわる作品を多数書いていますが、
作品の中にも出てくる、鳥山石燕という画家の描いた『画図百鬼夜行全画集』という本は、
私のお気に入りの1冊。
たくさんの鬼や妖怪が描かれている画集で、
天狗・猫また・河童・かまいたち・雪女・幽霊・ぬらりひょんなどの
メジャーどころから、これは何だ!と言いたくなるような不思議な妖怪まで。
眺めているだけで面白い本です。
絵自体はおどろおどろしい感じなんですが、なんで面白いと思うのか考えてみると、
私が妖怪に対して、親しみのようなものを感じているからではないかな、と。
そしてそれは、水木しげるという存在がなければなかった感情ではないか、
なんて事を思いました。
私の根底にある妖怪や、妖怪という言葉から連想するものは、
やっぱり小さい頃から何度もテレビで見てきたゲゲゲの鬼太郎であり、
そこに出てくるキャラクター達なんです。
TVでアナウンサーが「水木しげるという人がいなければ、今の妖怪ウォッチブームも
なかったかもしれない」と話していて、その通りだと思いましたが、
妖怪という特殊なジャンルでの地位を確立し、たくさんの人に愛される作品を
生み出してきた水木しげるという人のすごさを改めて感じました。
 
話を『金魚屋古書店』に戻しますが、この作品、連載する雑誌が休載になり
他紙への移籍で連載を再開する事2度、
そして今回、3度目の連載雑誌休載で、移籍する事無く終了という流れに・・・。
描きおろしを加えた17巻が発売される予定ではありますが、
こんなに良い作品なので、どこかの雑誌でまた連載をしてほしい、と願っています。


名古屋古書籍商業協同組合
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古物商許可番号 愛知県公安委員会許可 第542561203700号